世の中の夜勤者を全面的に応援するブログ!

夜勤者が「世界のエリートが学んできた『自分で考える力』の授業」を読んだら本当に考える力がついた話

アバター
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
交替勤務12年以上の30代男。娘と息子の2児の父。 生活習慣を改善するために色々な本を読んだりしているうちに、普通の人に比べて夜勤者には習慣づけがむずかしいことを知る。 交替勤務を通して夜勤を行い、試行錯誤して良い習慣を身に付けるために奮闘中。 夜勤者目線での生活の工夫、学習法、読書法、健康法、筋トレなどについて語りたがっている。

どうも、夜勤者のyakiです。

ニュースや新聞、インターネットなどを見ていると、世の中の動きが目まぐるしくて、矢継ぎ早に変化していく情報について行けないってことありますよね。でも、そういった目先の情報、表面的に見えているものは次々に変わっているように見えても、意外と本質的な部分は変わっていないということもあります。

しかし、はっきり言って、現代に飛び交う情報量は膨大すぎて、すべてを把握しようとしても絶対ムリです。どんな分野でも日進月歩な状態で、すべてに目を通そうとしていたら、あっという間に1日が終わってしまいます。

それに政治とか世界情勢が重要なのは分かるけど、規模が大きすぎてピンとこないし、なによりも今の自分の生活を守る方が大切ですよね。

そのためには、少なくとも自分の生活や仕事を取り囲む情報くらいは、できるだけ良い選択をできるようにしておきたいものです。

たとえば以下のような感じで迷った場合。

  • 身体に良さそうなサプリがあるけど、種類が多すぎて迷った…
  • 仕事のやり方を教わったけど、人によって言ってることが違う…
  • 相手の言っていること、正しいと思うけどなんかモヤモヤする…

よくありますよね。

そんなわけで、今回は自分にとって必要な情報を選ぶための思考法についての本を紹介します。

思考法の本というと難しそうですが、「こういう考え方をすると、ちょっと深いことを言えそう!」くらいの感覚で読むと、目からウロコが落ちる思いで学ぶこと

ができますよ。

 

今回紹介する本について

今回紹介する本の概要はこんな感じ。

  • タイトル:世界のエリートが学んできた『自分で考える力』の授業
  • 著者:狩野みき
  • ジャンル:思考法

この本で一貫して語られているのは、タイトルにある通り「自分で考える力」についてです。現代の日本人に不足している能力として、この自分で考える力が挙げられるといいます。

たとえば本書では、日本で教育を受けた人が、なぜ社会に出ると能力を発揮しにくいのかについて、こう語っています。

文章の書き方や計算、理科、社会、そして英語も学校で(ある程度は)教えてくれるのに、なぜか、自分の意見の作り方や、正解のない問いに自分なりの答えを出すための考え方は教えてくれない。

ところが、社会に出ると、今までほとんど訓練を受けたことのない、「自分の頭で考える力」を当然のように求められる。ひどい話です。

※世界のエリートが学んできた『自分で考える力』の授業 はじめにより引用。

 

日本の授業のカリキュラムはかなり高度に作られていると言われていますが、試験に合格するための「正解するための勉強法」に偏っているため、個人の考え方や意見が求められにくい環境にあります。つまり、自分で考える力が育ちにくい環境にあるということですね。

しかし、学校を卒業して就職した途端、自分で考える力を求められるようになり、ほとんど一から学び直さないといけないという状況に立たされてしまいます。それは日常生活においても同じことが言え、社会の中に入ってからはじめて見たり、聞いたり、体験するものは数多くあります。

そんな中においても社会で上手に生きていくには、刻々と変化していく物事に対してより良い選択を選べるように、自分なりの意見や答えを出して対応していかなければなりません。そうしないと余計な手間が増えてしまったり、不要な誤解を招いてしまったり、損をしてしまうことがあるからです。

この本の中では、自分で考え、自分の意見を持つために、「意見の作り方3ステップ」「クリティカル・シンキング」「一人弁証法」などなど、自分の考えを深めていくテクニックを学ぶことができ、何が最善なのか、何が必要なのか、何から始めるべきか、そうした迷いを乗り切るために役立ってくれます。

この本を読むことによって…

  • 仕事や生活の中で選択に疲れてしまうことが多い。
  • 自分にとって重要なものが何なのかはっきりしない。
  • 何から手をつけたらいいのかわからない。
  • うまく人に意見を伝えられない。

そんな状況を打破する一手となってくれるはずです。

 

「世界のエリートが学んできた『自分で考える力』の授業」で得た気づきや学び

ここでは僕が今回紹介する本を読み、得られた気づきや学びについて語っていきます。

今回得られた気づきや学びは以下の3つ!

  • 意見を持つには理解を深めるステップが必要
  • 周りに流されずに物事を判断することが重要
  • 結論から話すと自分の意見を伝えやすい

それでは、この3つをそれぞれ詳しく紹介します。

 

意見を持つには理解を深めるステップが必要

自分では理解しているつもりでも、相手に伝えようと思った時にうまく話すことができない。こういうことってよくありませんか?

実は、そのようにうまく言葉を作ることができたいということ自体が、自分がその物事についてきちんと理解できていない証拠だと言えるんです。

自分がある物事について理解しているかどうかについて、本書では3つのステップに分けており、簡単に解説すると以下のようになります。

  • ステップ① 自分がどれだけ理解しているか確認する。
  • ステップ② 自分が理解していないことを調べる。
  • ステップ③ 自分の意見や行動の軸ができる。

つまり、その物事に対しての理解を進めないと、強い意見をつくれず、自信をもって行動できないということですね。

たとえば、このステップを踏まずに、日常生活や仕事をなんとなく進めてしまった場合を考えてみると、以下のように残念な感じになってしまいます。

  • 市役所での書類手続きに必要なものを忘れて、何度も往復することになった。
  • 契約したサービスを止めようとした時、期間によって違約金が発生することを知らなかった。
  • 仕事でトラブルが起こった際、状況を把握せずに報告して叱責されてしまった。
  • 新しい指示をわかったつもりで進めていたら、指示を逸脱していることに気付かなかった。

こうした状況を避けるためには、上記に挙げた理解を深めるためのステップが役立ちます。

ステップ①で、自分の置かれた現状や足りていないものを確認する。

ステップ②で、現状を見て対策を考え、不足している物や情報を集める。

ステップ③で、やるべきことがはっきりするため、ミスや忘れが少なくなり、自分の意見や行動の根拠も説明できる。

こうやってステップ化して現状を理解するための手順を知っておくと、事前に準備することが楽になり、ミスや忘れ物による二度手間が減るというメリットがあります。

日常生活でなんとなく行っていることを、こうやって目に見える形に書き出しておくとさらに効果的ですね。

 

周りに流されずに物事を判断することが重要

日々の生活の中で、家族、友人、仕事仲間、テレビ、インターネット、雑誌など、様々な情報が自分の周囲を飛び交っていますよね。

そうして自分を取り囲む情報の中には、根拠のない話、個人がそう思っただけの意見、事実確認していない話なども多々として含まれ、すべてを信じていると誤った情報に振り回されることになってしまいます。誤った情報に振り回された結果、余計に手間が増えたり、ムダな時間を過ごしたり、仕事や生活に悪影響を与えてしまうことも少なくありません。

そんな状況に立ち向かうために必要になるのが、「周りに流されずに物事を判断すること」です。

周りに流されないようにするためには、以下の2つのテクニックが役立ちます。

  • 相手の言っていることを「事実」と「意見」に分けて聞く。
  • 相手の言っていることに「根拠」があるのか確認する。

 

まず大切になるのが、話を聞くときには「事実」と「意見」に分けることです。

「事実」とは、起こっている現象のありのままの姿、個人の考えや解釈が何も加えられていない状態のことであり、新聞の記事、ニュース映像などがそれに該当します。

「意見」とは、事実に対して個人の考えや感じていることを加えた状態のことを指し、コメンテーターや専門家の見解や世間話などに多いものですね。

この分類をしておかないと、意見を事実としてとらえてしまって混乱したり、周りの話を鵜呑みにして誤った行動をしやすくなってしまいます。できることなら、事実なのか意見なのか確認するために、自分の目や耳で直接確かめると確実性が増します。

 

次に大切になるのが、相手の話に「根拠」があるのか確認することです。

たとえば、相手が「健康のためにニンジンを多めに食べるようにしている」と言っている場合、「どうしてニンジンなの?」と聞き返してみます。

その返答が「なんとなく身体に良さそう」なら、しっかりとした根拠は無さそうです。

「3日前に見たテレビ番組で見たから」なら、根拠はあるけど、ちょっと根拠として弱いですね。

しかし、「ニンジンに含まれるポリフェノールの抗酸化作用が細胞の老化防止に効果があるという論文を見た」なら、根拠が強そうです。

このように、相手の話の出どころはどこにあるのか、根拠としての強弱はどうか、想像だけで話ていないだろうか、というフィルターを通すことによって、目の前にある情報が、自分にとって役立つものなのか、信用していいのかどうかを判断することができるんです。

こういったことに注意していると、普段の何気ない雑談の場が、れっきとした情報収集の場に変わる、なんてことも多くなると思います。

 

結論から話すと自分の意見を伝えやすい

本書では、「結論」→「根拠」→「提案」の順番にすると、上手に意見を伝えやすくなるという記述があります。

その部分を引用させてもらうと…

「この企画には賛成です【結論】。

なぜなら、聞くだけの商品は手軽で、同じような商品もよく売れていますし、日本のビジネスパーソンに英語力は必須です【根拠】。

ただ、差別化する必要があるので、語彙や文法、ヒアリングだけでなく、交渉力やコミュニケーション力、アウトプット力も習得できるような商品にするのがいいかと思います【提案】」

※世界のエリートが学んできた『自分で考える力』の授業 175ページより引用。

上記の引用のように、相手に何か伝えたい時には、まず結論から話してしまうという方法が役立ちます。

それはなぜかと言うと、2つの理由があります。

 

1つ目は、結論を先に伝えることで、何について話しているのか、相手にテーマが伝わりやすくなることにあります。

人の集中力はなかなか長くもちませんし、しっかりと話し込む時間があるとも限りません。それに、あまり長く話しすぎると、何についての話なのか全体像がぼやけて、うまく伝わらなくなってしまうということもあります。

そうした自体を避けるためにも、先に伝えたい内容について話してしまうことが無難です。結論をはじめに話すだけで、自分の意見を正確に伝えやすくなるので、使わない手はないですね。

 

2つ目は、途中で話を遮られても、自分の意見を先に伝えておくことができるということ。

これは仕事中や複数人で話しているときに起こりやすいのですが、話の途中で他の話題に変えられてしまったり、トラブルなどによって話が中断してしまう場合があります。そんな状況で話の結論を後回しにしてしまうと、本当に伝えたかったことが伝えられず、いらぬ誤解を招いてしまう可能性もあるんです。

 

このように、誤解を招かず、正確に意見を伝えるためには、「結論から話す」というテクニックが有効です。

そして、ゆっくり話をしている時間があるようなら、自分の意見の「根拠」を示し、さらに新しい切り口となる「提案」を加えることで、「コイツはよく考えている!」といった印象を残すことができるかもしれません。

 

実生活に活用したこと

  • 意見を持つには理解を深めるステップが必要
  • 周りに流されずに物事を判断することが重要
  • 結論から話すと自分の意見を伝えやすい

この3つの気づきや学びは、僕の夜勤生活にも活用しています。

 

1つ目の「意見を持つには理解を深めるステップが必要」については、理解を深めるというポイントを抽出して、本で得た知識やノウハウを定着するために活用しています。

たとえば、読んだ本の内容を復習するイメージで、読み終わったあとに覚えていることを紙に書き出していきます。そうすると読んだはずなのに思い出せないということが浮き彫りになります。その後は、「思い出せないことは理解できていない証拠」だと判断し、本を開きながら紙に追記したりして、少しでも内容を記憶できるようにしていく、といった感じですね。

もちろん、こうしたことをしても内容すべてを記憶できるわけではありませんが、そこで記憶できなかったことがムダになるわけではありません。一度目を通した内容は他の本を読んだときに、関連する内容をきっかけにして記憶から引き出される時が多いように感じます。

そのことから、今のところ使わない知識に関しては無理に覚えておくことはせず、自分がすぐにでも実践したいこと、誰かに教えてあげたいことについては、「理解を深めるステップ」を使って記憶にとどめ、すぐに使えるようにしておく、という感じで使っていますね。

 

2つ目の「周りに流されずに物事を判断することが重要」については、起こっている状況を冷静に見て、事実にもとづいた意見をつくるために活用しています。

「事実」と「意見」に分けること、「根拠」があるのか確認すること、この2つを自分に当てはめることで強い意見を作ることができます。

たとえば、仕事で報告することが起きた場合を想定すると、以下のような感じです。

「○○というトラブルが発生し、△△という状態となっています。(事実)

 その原因には、□□という可能性が考えられます。(意見)

 その理由は、以前にあった××というトラブルと状況が同じだからです。(根拠)」

実際にはこんなに堅苦しくない言い回しをしていますが、こうした言い方をするようになってからは、聞き返されることや、状況を再確認されることが少なくなり、対応や事後処理も任せられるようにました。

こうした「意見をつくるための型」のようなものを、自分の中に1つ持っておくだけでも、強い意見、伝わりやすい意見がつくりやすくなるんです。

 

3つ目の「結論から話すと自分の意見を伝えやすい」については、普段の会話、仕事での報告に活用しています。

話を盛り上げるために結論を後回しにする話術もありますが、僕の場合は話下手なので向いていません。それに、話が長くなってしまうと、途中で脱線してしまったり、話題が変わって伝えたいことが伝えられなかったりすることも多く経験しました。

しかし、結論から話すことを意識してからは、自分の意見を伝えやすくなって、無用な誤解を招くことも減ったように思います。

そのことから、僕も含めて、コミュニケーションが苦手な方にとっても、「結論から話す」ということは役立つテクニックだと感じています。

 

まとめ

社会人生活をしていると、生活面でも仕事面でもはじめての体験が多くなり、きちんと準備していないと二度手間となってしうことも多々としてあります。そんな中、自分で準備し、自分で選択し、自分の意見を持つ、という「自分で考える力」は必須能力の1つだと言えます。

僕は工場勤務をしているので、装置のトラブル、指示の進捗など、上司に報告することも多いのですが、この本から得られた「意見をつくるテクニック」はしっかりと役立っています。

人は誰でも考えることはできますが、「考える方法」を学んでいる人はまだまだ少数派だと思います。

つまり、思考法1つだけでも知っておけば、その他大勢から抜きんでる可能性だってあるってことなので、機会があれば学んでおいて損はないですよ。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
交替勤務12年以上の30代男。娘と息子の2児の父。 生活習慣を改善するために色々な本を読んだりしているうちに、普通の人に比べて夜勤者には習慣づけがむずかしいことを知る。 交替勤務を通して夜勤を行い、試行錯誤して良い習慣を身に付けるために奮闘中。 夜勤者目線での生活の工夫、学習法、読書法、健康法、筋トレなどについて語りたがっている。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 夜勤者に普通はむずかしい , 2019 All Rights Reserved.