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夜勤で体調不良になる原因とは?退職も考えるべきその理由

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交替勤務12年以上の30代男。娘と息子の2児の父。 生活習慣を改善するために色々な本を読んだりしているうちに、普通の人に比べて夜勤者には習慣づけがむずかしいことを知る。 交替勤務を通して夜勤を行い、試行錯誤して良い習慣を身に付けるために奮闘中。 夜勤者目線での生活の工夫、学習法、読書法、健康法、筋トレなどについて語りたがっている。

どうも、夜勤者のyakiです。

生活リズムを強制的に崩すことになる夜勤は、体調不良が起こりやすい環境に身をおいていると言えます。

なぜ夜勤で体調不良が起こりやすいかというと、それが体内で起こっている代謝やホルモン分泌のリズムを崩してしまうからです。

太陽が昇ると目が覚め、太陽が沈むと眠くなる。

それが多くの動物が進化と共にたどってきた自然の摂理です。

つまり、一部の夜行性の生き物を除いて、多くの動物は日中に活動するように「最適化」されているということですね。

そのため、夜勤によって生活リズムが狂うことは、自分の身体や脳が最適化されていない(慣れていない)状況を経験することになります。

そうなると身体も脳も今までに経験していなかった状況にパニック状態となり、効率良く体調を整えることができなくなってしまうんです。

そんな状態にどうやって対処していけばいいのか?

ここからは、「夜勤で体調不良になる原因」「夜勤の体調不良で退職も考えるべき理由」についてお話します。

 

夜勤で体調不良になる原因

効率良く体調を整えるための重要な要素の1つに「自律神経」の存在があります。

自律神経は呼吸、内臓の働き、脳の活動、身体の動き、免疫機能などなど、様々な生命活動を支えている神経です。

名前通りに「自律」しているこの神経があるからこそ、意識しなくても身体を動かすことができ、自然に物事を考えることができ、外敵である細菌やウィルスなどから身を守ることができています。

しかし、この自律神経はちょっとした生活リズムの乱れによっても、その働きを狂わせてしまうほどデリケートなものなんです。

そのことから、夜勤にように日勤と真逆の生活を送ることは自律神経を狂わせ、体調不良を招く原因となるんです。

自律神経が乱れた場合に起こりうる体調不良には、以下の例が挙げられます。

  • 免疫が低下して病気にかかりやすくなる。
  • 頭痛や肩こりなどが増える。
  • 息切れしやすくなる。
  • 腸の動きが悪くなり便秘や下痢などを起こす。
  • 気分が落ち込んだりイライラしやすくなる。
  • 注意力が散漫になる。

これらは自律神経が乱れた場合に起こりうる体調不良の一部となります。

こうした夜勤による体調不良から身を守るためには、「自律神経を整えるための対策」が必須となるんです。

自律神経を整える方法については「夜勤中に乱れやすい自律神経を整える3つの方法とは?」でもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

夜勤の体調不良で退職も考えるべき理由

上記でもお話した通り、夜勤を継続して行っていくためには自律神経を整えるための対策が必須となります。

ただし、どれだけ対策しても、その人それぞれの体質や耐性によっては良い体調や健康状態を保つことが難しいことも多々としてあります。

そうした場合には、身体や心の健康を第一に考えた方が無難。

実際に僕の勤めている職場でも、仕事仲間が夜勤中に体調不良を訴えて、そのまま退職していった事例も経験しました。

夜勤を乗り切るための対策をしても体調不良を改善することができなければ、無理がたたる前に退職することも考えるべきです。

生活を維持するためにも退職することはとても勇気が必要なことですが、我慢しつづけて大きな病気やケガに見舞われては後悔しか残りません。

たとえば、夜勤をすることで病気やケガを招く可能性が高まることを示唆する研究や調査もあるのでいくつか紹介します。

 

ガンのリスク

国際がん研究機関では、「夜勤などの深夜勤務をすることは、鉛による汚染や紫外線を浴びるのと同等の発がん性がある」と報告しています。

夜勤は生活リズムが逆転するため、本来のホルモン生成サイクルが妨害されやすくなることがその要因の1つです。

たとえば、睡眠に大きく関与している「メラトニン」というホルモンには有害物質から身体を守り、細胞などの損傷を防ぐ働きもあります。

この作用がガンなどの発生も抑える一因となっていると言われているんです。

こうした重要な役割を持つホルモンの生成サイクルが、夜勤をすることで乱れやすくなってしまいます。

 

糖尿病のリスク

職業病医学や環境衛生などを扱う学術雑誌「OEM」では、「夜勤などの深夜勤務をすることは、糖尿病を患う可能性が高まる」と報告しています。

これは20万人以上の夜勤労働者を対象にした調査です。

糖尿病を起こす原因としては、食事などで吸収された「糖」の代謝に関わるホルモンである「インスリン」が正常に機能していないために起こると言います。

夜勤をすることによってホルモンバランスが崩れることが、糖尿病のリスクを引き上げてしまう要因となるということですね。

 

ケガのリスク

ブリティッシュ・コロンビア大学の研究チームの発表では、「夜勤などの深夜勤務をすると、ケガのリスクが2倍になる」と報告しています。

これは夜勤をしている労働者3万人を10年間にわたって追跡調査したものです。

その報告によると、10年間の間に職場の安全対策が進んだようですが、日勤帯でのケガをするリスクは下がったが、夜勤帯ではケガのリスクが下がらなかったと言います。

夜勤では睡眠不足やホルモンバランスの乱れにより、注意力不足が起こりやすくなります。

ある意味では身体や脳の機能が万全ではない状態で仕事をすることになることから、思わぬケガを招きやすくなってしまうということですね。

 

まとめ

病気やケガのリスクを引き上げることからも、夜勤をすると体調不良を起こしやすい人には悪影響が出やすいと言えます。

その反面、いつでも元気で夜勤をこなし続ける人もいるのも確かです。

僕も交替勤務を始めてから12年以上経過していますが、今のところ健康状態に大きな問題は出ていません。

そうしたことから、夜勤による自律神経への負荷に対する耐性や、体調を整えるための体質には個人差があるのだと考えられます。

もし夜勤を経験し、自律神経を整えるための対策しても体調不良から開放されないようであれば、夜勤に不向きな体質だったと割り切る必要もあるかもしれません。

対策しても体調が改善されないようなら、健康を第一に考えて「退職」の道を選ぶことも視野に入れておくようにしましょう。

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交替勤務12年以上の30代男。娘と息子の2児の父。 生活習慣を改善するために色々な本を読んだりしているうちに、普通の人に比べて夜勤者には習慣づけがむずかしいことを知る。 交替勤務を通して夜勤を行い、試行錯誤して良い習慣を身に付けるために奮闘中。 夜勤者目線での生活の工夫、学習法、読書法、健康法、筋トレなどについて語りたがっている。

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