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夜勤だと精神的な余裕がなくなる?それって過剰負荷環境の影響を受けてるかも

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交替勤務12年以上の30代男。娘と息子の2児の父。 生活習慣を改善するために色々な本を読んだりしているうちに、普通の人に比べて夜勤者には習慣づけがむずかしいことを知る。 交替勤務を通して夜勤を行い、試行錯誤して良い習慣を身に付けるために奮闘中。 夜勤者目線での生活の工夫、学習法、読書法、健康法、筋トレなどについて語りたがっている。

どうも、夜勤者のyakiです。

普段は温厚な性格で社交性もあるのに、夜勤になると精神的な余裕がなくなって、他人に冷たく接してしまうなんてことありませんか?

たとえば、素っ気なく挨拶してしまったり、あまり目を合わせられなかったり、仕事仲間の集まる雑談の場に加わりたくない、などです。

そうなってしまうのには、「過剰負荷環境」が影響している可能性があります。

そんなわけで今回は、精神的な余裕がなくなってしまう「過剰負荷環境」についてお話します。

 

精神的な余裕がなくなる過剰負荷環境とは?

「過剰負荷環境」とはアメリカの心理学者スタンレー・ミルグラムが名付けた概念で、インターネットやテレビなどの膨大な量の情報にさらされ続けることで、脳の処理が追いつかなくなった状態のことを言います。

人はそうした状態に陥るとどうなるか?

ミルグラムは以下の4つの方法で順応しようとするとは言います。

1.短時間処理

相手に何かを伝えるとき、必要最小限の情報伝達だけで済ませ、接触時間をできるだけ減らそうとする。

2.情報の排除

相手の話から自分にとって都合の良い情報だけを聞き入れ、重要でない情報は無視しようとする。

3.責任の回避

自分で動かず他力本願になったり、問題が起きたときには他人のせいにしたりする。

4.他者の利用

自分から誰かに連絡を取ろうとはせず、他人との関わりをできるだけ少なくしようとする。

このように、「過剰負荷環境」にさらされると、溢れるほどの情報によって頭の中が圧迫されていることから精神的にも追い込まれ、他のことを考える心の余裕がなくなってしまいます。

その結果、人間関係を消極的に済ませようとしてしまう状態に陥ってしまうんです。

 

夜勤になると過剰負荷環境の影響を受けやすくなる理由とは?

前述した「過剰負荷環境」は、夜勤をすることによって影響を受けやすくなります。

その理由は、体内時計がずれることによって、脳のパフォーマンスが落ちてしまうからです。

つまり、夜勤中だと脳の処理能力自体が低下してしまうので、通常時であれば処理可能な程度の情報量であっても「過剰負荷環境」となってしまう可能性が高まるということです。

実際の仕事に例えると、いつも通りの仕事内容でも混乱してしまう、指示されたことに対して部分的に受け取って判断してしまう、新しい仕事を受ける余裕がなくなり逃げ腰になる、同僚に必要最小限の要件だけ伝えて場を離れる、などといったように仕事力そのものが失われてしまうこともあります。

そうしているうちにミスが重なって評価が下がったり、人間関係が悪化して居心地が悪くなったりしては、仕事そのものが大きなストレスとなってしまいます。

ストレスが積み重なれば慢性的な体調不良だけでなく、病気のリスクも高まってしまうことから、決して無視できる状況とは言えません。

そうした状態を避けるためにも、「過剰負荷環境」にうまく対処していく必要があります。

 

過剰不可環境に対処するには?

「過剰負荷環境」によって脳に強い負荷がかかり続けると、そのストレスから逃避するためにコミュニケーションを避けるような行動を取りがちになります。コミュニケーションがうまくいかなくなると、人間関係も悪化してしまい、仕事や私生活にも影響しかねません。

その状態を脱するためには、膨大な情報にさらされている脳をリフレッシュさせてあげる必要があります。

特に、夜勤を含むシフトワーカーの傷病率は高いというデータもあることから、夜勤を行っているのならことさら脳を休ませる機会を作ってあげたほうが良いと言えるんです。

そして、脳を休ませるためには、人間の持つ「3つの感情システム」を知っておくと役立ってくれます。

 

3つの感情システムとは?

人間は感情を持つ生き物です。

その感情の動きを大きく3種類に分類した考え方が「感情システム」となります。

興奮

主にドーパミンなどで制御される、喜びや快楽といったポジティブな感情のシステム。モチベーションや積極性などをもたらす。

脅威

主にアドレナリンやコルチゾールなどで制御される、不安や警戒といったネガティブな感情のシステム。危険などから身を守るために必要。

満足

主にオキシトシンなどで制御される、安心感や親切心、愛情などをもたらす感情のシステム。コミュニケーション能力などに重要な役割を持つ。

これら3つの感情システムがバランスよく機能していることによって、心身のパフォーマンスは最大化されると考えられています。

しかし、過剰負荷環境に陥りやすい現代人の生活においては、「興奮」と「脅威」が強く機能しやすい状況です。そうなると脳は休まらず、パフォーマンスは落ちる一方となってしまうんです。

そのことから、「満足」の感情を活性化させてあげること、もしくは3つの感情のバランスを整えてあげることが、脳をリフレッシュさせる方法だと言えます。

 

脳をリフレッシュさせる簡単な方法

「満足」の感情システムは、他者との関わり合いによって、親切にしたりされたり、愛情や友情を感じたりすることによっても活性化します。

ただ、過剰負荷環境によって人間関係を避けたいと感じているのなら、そもそもコミュニケーションがとりにくい状態にあることから、「満足」の感情を得にくい状況だと言えます。

そうした中、簡単に脳をリフレッシュする方法があります。

それが「自然」です。

河川や公園など、とくに森林の中ならリフレッシュ効果が高いことが、多くの研究によって明らかにされています。

自然の中に身をおくと、「興奮」「脅威」「満足」の3つの感情システムがバランス良く機能します。つまり、ただ自然の中で過ごすだけで、心身ともにパフォーマンスを取り戻すことができるということです。

ただぼーっとするのも良いですし、運動がてら散歩してみても気分が上向きやすくなります。

自然が持っている癒し効果については、「夜勤で精神状態が不安定に?メンタル改善で始める3つのこと」という記事にもまとめていますので、そちらも参照してくださいね。

 

まとめ

夜勤になると心の余裕がなくなって、つい他人に冷たく接してしまう。そうなる理由には「過剰負荷環境」が影響している可能性があります。

そんな状況を避けるためには、脳への負荷を減らしてあげることがオススメです。

そして、脳への負荷を減らす対処法として簡単なのが、自然と触れ合うことです。できれば森林など緑の多い場所の方が良いのですが、河川敷や並木道などの少ない自然でも効果があることがわかっています。

もし人間関係が面倒になって心の余裕を感じられないと思ったときは、10分くらいでもいいので近所の公園にでかけてみてはどうでしょう?

気分が軽くなるのが感じられるはずですよ。

 

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交替勤務12年以上の30代男。娘と息子の2児の父。 生活習慣を改善するために色々な本を読んだりしているうちに、普通の人に比べて夜勤者には習慣づけがむずかしいことを知る。 交替勤務を通して夜勤を行い、試行錯誤して良い習慣を身に付けるために奮闘中。 夜勤者目線での生活の工夫、学習法、読書法、健康法、筋トレなどについて語りたがっている。

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