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見た目が良ければ中身も良いはず?認知をゆがませる【ハロー効果】とは?

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交替勤務12年以上の30代男。娘と息子の2児の父。 生活習慣を改善するために色々な本を読んだりしているうちに、普通の人に比べて夜勤者には習慣づけがむずかしいことを知る。 交替勤務を通して夜勤を行い、試行錯誤して良い習慣を身に付けるために奮闘中。 夜勤者目線での生活の工夫、学習法、読書法、健康法、筋トレなどについて語りたがっている。

どうも、夜勤者のyakiです。

人間は目の前で起きていることを知ろうとしたとき、大部分を視覚情報に頼っています。

そのことから、相手がどんな人間なのかを想像する際にも、見た目からどんな人間なのかを判断しようとしがちなんです。

たとえば、美人やイケメンであれば、能力が高そうに見えたり、性格も良さそうに見えますし、有名ブランドのバッグを持っていれば、お金持ちだったり、高収入の仕事をしているように見えます。

職場であれば、高い地位にいる人や権力を持った人に対しては、なんとなく萎縮したりしてしまうものです。

実際には個人と能力に関連性があるかどうかは定かではなくても、人間にはこうやって見た目の印象から相手のことを評価しがちです。

こうした認知のゆがみのことを「ハロー効果(後光効果)」と呼びますが、これはその人ありのままの全体像というよりは、一部の目立った特徴から全体を想像してしまうことから起こります。

このように、人は注意していないと無意識的に物事を捉えてしまいます。

だからこそ、こういった認知のゆがみがあることを知っておくことは、先入観や思い込みを取り払う手段にもなり、冷静に物事を判断するテクニックとして役立つんです。

そんなわけで今回は、「意外に多いハロー効果による思い込み」と「ハロー効果に歪められないための方法」と「ハロー効果をうまく活用するには?」と「ハロー効果を知っておくと問題解決能力も上がる?」についてお話します。

 

意外に多いハロー効果による思い込み

人は目の前にあるものを判断する際、特に際立った特徴に注目します。

その際立っている特徴に引きずられるように、他の特徴までもゆがめてしまうことを「ハロー効果」と言います。

この概念を知ってから注意して自分の身の回りを見渡してみると、ハロー効果による先入観や思い込みで評価してしまっていたものがあることに気づきます。

有名な大学を出ていると優秀そうに見えますし、美人だと頭も性格も良さそうに見えたり、可愛い彼女がいる男性は周囲からの評価が高くなったりなどです。

ただ、このハロー効果は良い方向だけでなく、悪い方向に働く場合もあります。

たとえば、太っている人に対しては自己管理ができていないと感じたり、デスク周りが散らかっている人は仕事も雑なんじゃないかと関連付けたり、シワくちゃのシャツを着ている人はだらしなく見えたり。

そのことから、知らず知らずに目の前にいる人の人間性を見た目から判断してはいないか、普段から注意する必要があるんです。

また、ハロー効果は人だけが対象ではなく、モノにまで及びます。

テレビ番組の合間に流れるCMなどで、自分の好きな俳優やアイドルが商品を宣伝していると、なんとなくその商品を好ましく思います。

反対に嫌いな人が使っているモノに対しては、なんとなく嫌悪感を抱いたりします。

自分がその商品の品質の善し悪しを知っているかどうかに関わらず、条件反射的に良い印象、悪い印象を持ってしまうというのがポイントです。

このように、普段の生活の中でもハロー効果は常に働いています。

これは先入観や思い込みにほかならず、そのせいで間違った判断をしていたり、自分にとって必要なものを回避してしまっている可能性があるんです。

 

ハロー効果に歪められないための方法

前述したように、ハロー効果によって認知をゆがめられると、場合によっては間違った判断をしてしまう可能性があります。

そうした事態を避けるためには、一歩立ち止まって考える必要があります。

その思考をする際に役立つのが、以下の3つの質問です。

  • 1.目立った特徴から全体の印象を決めつけていないか?
  • 2.先入観や思いこみによって判断していないか?
  • 3.自分が下した判断や評価は客観的な事実か?

人の直感的な判断は、それまでの経験や知識、好みや興味によっても変動します。

正しい認識をするためには、パッと見た印象のまま捉えることなく、自らに質問を投げかけていくことが必要です。

自分のことをそそっかしい性格だと思っていたり、勘違いが多いと感じた時には意識的に取り組んでみましょう。

 

ハロー効果をうまく活用するには?

ハロー効果は人の認知のゆがみから発生します。当然ですが、それは自分だけでなく、他人においても同様です。

その作用を活用することができると、自分のことや強みなどを周囲に知ってもらうきっかけづくりに生かすことができるんです。

たとえば、アウトドア派で活発な印象を持たせたければ、スポーティーな服装をしていれば、何らかのスポーツを趣味にしていることを非言語コミュニケーション的に伝えることができます。

メガネをかけてジャケット姿でいれば知的に見えるでしょうし、髪型や服装に乱れがなければ清潔さや几帳面さが際立ちます。

自分のアピールしたい部分の特徴を際立たせ、その特徴をキープすることに徹底する。

そうすれば、直接的に言いふらさなくても周囲の人たちに自分の性格や気質が伝わりやすくなり、印象づけることができます。

その際、相手にどんなイメージを持ってもらいたいかを意識し、ファッション雑誌やテレビなどでモデルとなる人を探すというのも1つの方法ですね。

 

ハロー効果を知っておくと問題解決能力も上がる?

また、ハロー効果について意識するようになると、問題解決能力も向上します。

なぜかというと、目の前で起きている1つの目立った事象だけでなく、隠れている原因にも目が届きやすくなるからです。

なにかしらの問題が起きた場合、その原因は1つとは限りません。

たとえば、街中の食堂でカレーライスを食べてお腹を壊してしまったとします。

その場合に、「あの食堂にはもう食べにいかない」というのは、お腹を壊したという事象の原因をその食堂全体に当てはめている状態です。

しかし、そもそもをたどっていけば、「食堂で出されたカレーライス」は原因である可能性の1つであって、「それ以外の飲食物」、「その時の体調」、「違う場所でのウィルス感染」など、他の原因も考えられるわけです。

そのことから言えるのは、「食堂で出されたカレーライスでお腹を壊した」⇒「だからあの食堂の食べ物はすべて品質が悪いはず」というハロー効果によって認知がゆがめられてしまうと、ほかの原因に思い至らなくなってしまうんです。

これでは応急的な対応が出来るかもしれませんが、根本的な問題の解決にはつながりません。

だからこそ、ハロー効果のように「人の認知はゆがむものだ」と知っておくことは、根本的な原因を突き止め、問題を解決するために必要な情報を集めやすくなるんです。

その結果として、問題解決能力の向上にもつながることになります。

 

まとめ

人間は目の前で起きていることに対して、意外なほど思い込みによって認知しています。

ハロー効果は人の認知の歪みの1つであり、イメージづくりにうまく活用すれば自分のことを知ってもらうためのテクニックとしても使えますし、その性質を知っておくことは、誤った情報を削ぎ落とし、正しい情報を収集するための一助となるんです。

そのためには、対象が人であれモノであれ、直感的に感じたことを一歩立ち止まって考え直してみることが大切です。

先入観によるイメージが取り除ければ、良い人間関係をつくったり、質の良いモノを選ぶための目を養うことにもつながりそうですね。

普段の生活の中で、思い込みで判断していないかを考えてみましょう。

 

ただ、どんなに冷静に先入観を取り除いて物事を判断できても、やっぱり人間なので他人を羨ましいと思うこともありますよね。

その感情はやがて嫉妬やひがみのようなものへと発展することだってあるかもしれません。

一般的にそうしたものは「悪い感情」だと見られがちですが、必ずしも「悪」だとは限らないんです。

それどころか、そうした感情は自分の知らなかった一面を知るためのチャンスとなるかも…。

というわけで、次回は「実は自分の心を知るチャンス?嫉妬は【セルフスキーマ】として利用するべき」に続きます。

 

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交替勤務12年以上の30代男。娘と息子の2児の父。 生活習慣を改善するために色々な本を読んだりしているうちに、普通の人に比べて夜勤者には習慣づけがむずかしいことを知る。 交替勤務を通して夜勤を行い、試行錯誤して良い習慣を身に付けるために奮闘中。 夜勤者目線での生活の工夫、学習法、読書法、健康法、筋トレなどについて語りたがっている。

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